2009年11月13日
なぜエスパニョーラが湘南に興味をもつ
最近、毎日、妙なコメントが貼り付けられる。
消しても消しても貼り付けられる。
エスパニアなドメインのURLが20個ほどリンクになってて、その最後に「湘南」と書いてある。
なんだか、ラテ〜ンな風が吹いてきたみたいで、楽しくなって、リズムに乗って、削除ボタンをポチッと押すのだ。
ああ、次のが待ち遠しい。
2006年06月09日
「プアマンズ」も「10年前」も最大限の賛辞となる
「プアマンズExcel」「Forbes500企業で使うソフトじゃない」との記事があるかと思えば、マイクロソフトは「10年前のExcel」とこきおろす。こういった評価は、ご本人達の意図と逆の意味で真実であり、それはGoogle Spreadsheetsへの最高のオマージュとなっている。
一度使えばわかるが、フルスペックのExcel対抗ソフトを提供するつもりでないことは、明らか。結論から言えば、Excel-Personal版とでも呼ぶような、純正品以上にExcel的な普及版を、まんまと無料でばらまかれたようなものだ。
企業の大小を問わず、企画立案・事務等広い範囲で、Excelはもはや不可欠。だが、使っている機能は限られていて、Excel2000と2003の機能上の相違なんて、知って使っている人なんてほとんどいない。普通のユーザは2000のままでいい。だが、新しいパソコンを買うとき、ライセンス上、またまたExcelのバンドルされたものを選ばざるをえず、今なら2003がついてくる。そういう事情。
すでに先進諸国の家庭でも企業でも、パソコンは十分に普及していて、Excel搭載率も高い。もはや買い替え需要しか望めないが、買い替えるのは、パソコンが壊れたとき。
となると、Excelのライセンス数を飛躍的に伸ばす残されたマーケットは、途上国だ。途上国にとって、国民を豊かにする最短距離は、ITリテラシーだろう。先進国からのアウトソーシングで外貨が稼げる。Excelが使えれば、入力代行から。そのために教育だ。100ドルパソコンをばら撒けば、BRICSのような道が開ける。Excelも同じ。放置すれば、そんなに高いソフトが買えるわけがないから、違法コピーが蔓延することになる。どうせライセンスに金を払ってもらえないなら、ネットで公開して広告収入を得たほうが、ずっとマシ。
本当は、マイクロソフトがそのようにして途上国での利益確保と社会貢献を同時に行うべきだったのでは。だがそこに、まんまとGoogleが先行する。
ところで、書いてる本人はOffice2007には興味があるので、フルスペック版のライセンスを1つだけ買うと思う。だが、1つだけだろう。2000でも、XP(2002)でも、2003でも、どれでも動くように、大事なブックなら互換性を重視して作るから、総入れ替えなんてとこにお金は使わない。
じゃあ、ここにGoogle Spreadsheetsを使うかと言われれば、絶対使わない。経理的情報や、秘匿性を守るべき顧客情報など、安易にネットを経由して通信できないし、契約の無い外部のサーバに置く事は、何らかの法律に抵触することすら懸念される。だから、Google Spreadsheetsが企業のExcelを置き換えることは、今の姿なら、絶対ありえない。もともとそんなところは狙ってないことは、あのそっけないシンプルなユーザインタフェースを見れば直観できる。
別にハックされたら流出してもゴメンで済む応用はゴマンとある。初等教育の場で、連絡はメールで、各種申請用Excelの表添付、なんて結構むごいことが、全然へっちゃらな学級ルールになる。趣味の料理サークルの収支をWiki的にリアルタイムで公開・共同編集する。コンペの結果を集積してブログと併用することで、メンバー間のコミュニケーションに役立てる、などなど。
こういう意味で、プアマンズ云々という評も、10年前のだという意見も、ともに正鵠を突いている。それがもともとGoogleの狙ったところで、悪評じゃなく、最大限の賛辞に聞こえてしまうというわけだ。Office2007と全然競合せず、そもそもExcelを買わない人達をExcelのライセンス購買予備軍に育成してくれるわけだから、両者にとって互恵的に動いているようにも見えてしまうのだが。
2006年06月08日
表計算のオンラインリアルタイム共有でできること
予算と組み合わせの最終決定を行う幹事会。出張中のメンバーも少なくないので、夜10時きっかりに、オンラインで開催。草案をGoogle Spreadsheetで表示し、関係者に編集を許すよう設定した。ああでもない、こうでもないと、チャットを併用して、意見が飛び交う。そして、代表幹事の許可を得て、賞品予算を20パーセントカットして、パーティーにスパークリングワインを追加。
遅めスタート希望を言ってきた人の組を後ろの時間へと移動、組合わせは結構考えて作ってあるので、簡単には変更できない。表では行単位で動かすだけだ。
各幹事から特に要望もなくなった時点で、決定。
文書とか絵とか、数人でよってたかって編集して、成果を作り上げるときに、WYSIWYG方式の実時間共有はとても効果的だ。表というシンプルな形式、ちょっと意外な利便性がありそうだ。こういうのがこれまでなかったかと言えば、厳密にはなかったわけでもないのだろうが、オンラインで無料なら、とりあえず使わない理由は無い。
Google Spreadsheetは、Googleアカウントが必要。昨日利用申込して、今日OKのメールが来た。ヘルプがちょっとそっけなくて、まあ、エクセルと思って使えばあまり困らない。時々プチッと止まって、接続を調べろ、ちょっと前にセーブしたものをロードする、と警告される。Bフレッツでチェックするところも無いけど。まあ、数秒分の書き込みは消失する可能性あり、ということだ。
そういう使い方はご法度なのかもしれないが、自分のアカウントを別の場所(要するに別のIPアドレス)で同時に使えるようだ。となれば、速攻で身内の打ち合わせなら、とりあえずアカウント教えちゃえで、後でパスワード変更してけばいいか、という話になる。どちらから表に変更を加えても、もう一方の画面に即時に反映される。これは色々面白い使い方ができるのではないでしょうか。
もう一つ。せっかくマッシュアップが大ブームなんだから、エクセルのマクロみたいな感じで、このサービスに付加機能をアドオンできるAPIを、Google地図みたいに公開していただけると嬉しいですね。それなら、有料サービスのマッシュアッパー(マッシャーアップ?)がどんどん出てきて、そういう付加価値ベンダーにはちょっとづつ課金すれば、Win-Winの関係にもなるでしょうし。
2006年06月02日
地味だが実用的なAjaxメールクライアント
今記事を書いているSeeSaaのリッチエディタもそう、ココログのエディタのレイアウト指定もそう、サイドバーの要素をずるずるっとドラッグして配列するやつだ。それぞれ、ユーザの操作を(ブラウザが)リアルタイムで見張っていて、検出されたイベントに対応するJavaScriptのコードを起動する方法。ここにActiveXとか使っちゃうと、そこらのスパイウェアと一緒に拒絶されたりするが、JavaScriptまで禁止しているユーザは多くもない。Flashという選択肢もあるが、あまり遭遇しないのは不勉強なだけか。フォームをはじめて取り込んだFlash MX 2004 Professionalの登場あたりで、一度リッチクライアントが盛り上がったが、その後それほど頻繁に見かけた記憶がないのが不思議だ。
さて、そのAjaxのアプリとして@NiftyがWebメールの新版βを提供とのことで、早速ためしに使ってみた。もたつき感の無い操作感は、よくできていると感じる。返信メール作成で新しいブラウザウィンドウがスパッとポップアップしたときにはちょっとビックリしたが、まあ、こういう作り方が一番実用的なんでしょう。あえて同じ画面内で遷移させるメリットもない。メールのドラッグの際にアイコンが全然関係のない場所でも離散的に動いてゆく仕様は、ちょっとシラケるかも。アイコンはマウスに連動させて、今ボタンリリースするとドロップされる箇所にマーカーをつけるような方法のほうが操作感はいいんじゃないかと。まあ、まだβ版だ、どんどんよくなるどこぞの太鼓。
非同期性はどこに実装されているか。受信についてはあるインターバルで新着メールをチェックしに行っている。これはHTMLのMETAタグでrefreshを使う方法でも同じことはできるかもしれないが、あまり上品な方法じゃない。メールのフォルダをクリックすると、その内容をサーバに聞きにゆく。本当は、フォルダをマウスオーバーした瞬間に最新の数件のメールをゲットして表示してしまえば、本当にAjax風なんだが、誰もそこまでは望んでなかろう。それをやると、重くなるわ、通信量は爆発的に増えるわで、いいことは無いんだろう。
結構地味な部類に属するAjaxアプリ、そしてすこぶる実用的。
2006年06月01日
Ajaxなオフィスソフト達、まだちょっと動きが緩慢かな
GoogleのWritelyは今はユーザ登録できないので使えてないが、NumSumとgOfficeは使ってみて、なんとなく感触はわかった。
NumSumは、Excelファイルをアップロードしてインポートできるし、サーバー上にファイルを保存できるのだが、手元のマシンにダウンロードして保存することはできない。Writelyもそのようだ。一方、gOfficeの現状の表計算ではアップロードもダウンロードも可能だが、オンラインで保存ができない。
NumSumは文書の共有が既定になっているようで、プライベートな文書をここに置くのはちょっと心配だ。アップロード時には保護されずにひとまず公開の状態となることもあるし。このソフトごと企業内のサーバーに乗せて稼動するなら、企業内でも有効に利用できると思うが、ネット上に公開されたサーバー上のサービスである限り、企業ではセキュリティ的に利用範囲が限られるだろう。
一方、gOfficeの現在の表計算は、編集機能だけオンラインで提供するというアイデアで作られているのだろう。これもセキュアな通信を用いているわけでもないので、企業の用途にはまだちょっと不安がある。現状は、アップロードすると「あなたのファイルは首尾よくアップロードされた。 」なんていかにも外人の秀才が作ったとわかる表示がされることからも、まだこれから改良しますよの段階といっていい。
しかし、gOfficeのワープロでは最終的にPDFファイルを無料で生成してくれる。これは使える。ちなみにPDF化はWritelyでは有償とのこと。
このように機能的にはかなりいい線いってるように思われるAjax系のオフィスソフトだが、共通の特徴として、操作感がちょっと緩慢。それを表計算での入力時に特に感じる。GUIをJavaScriptで書くと、ここらへんにボトルネックがあるかもしれない。
Writelyでは、10秒ごとに編集中のファイルを保存してくれるとのこと。ブログのリッチエディタを使っていて、苦労の作があっというまに消滅するトラブルは時々あるが、そちらもこちらも同じような作り。そういうオンラインアプリ的な弱点を、いかにもAjax的な方法で補ってくれることで、じゃあビジネスでも使おうかなという気にもなってくる。
2006年05月31日
別表七の悲哀
e-Tax(電子申告・納税)にとっくに移行してなきゃおかしい紺屋の白袴。でも、様式類は今どうなっているのかと国税庁のホームページを見に行くと、PDFでちゃんと一通り揃っている。ダウンロードして、他のソフトから書き込めるようにフォームフィールドを貼り付けてみようとすると、セキュリティロックがかかっていて拒否される。紙として使え、ということですね。
こういう様式、自分でそっくりさんを作って提出する、というのも法律的に微妙なんだろうなあと思って、税務署に電話(ご多忙中に申し訳ございません)で聞いてみると、意外なことにOKというお返事。枠線のコーナーが丸い文書はWordやExcelじゃなんだから、Illustratorあたりで作ってPDFにして、フォームにするんだろう。いやいや間尺に合わない、紙でいいです。
さて、余談ですが、今日は近くのサザンビーチに海の家の部材と思われる板材が搬入されてました。建築に1ヶ月、営業2ヶ月、解体はきっと速攻。ああ、また夏がやってきます。
ところで、このブログのURLは、
http://湘南.jp/
です。それで、なんでライナー24号かというと、湘南ライナーの中で24号だけ、茅ヶ崎発なんですよ。茅ヶ崎から山手線の南半分ぐらいが行動半径という茅ヶ崎都民の方はすごく多いと思います。そこらへんの土地勘にからめた、少しでも価値のある情報を発信できれば、嬉しい限りです。

