2006年06月02日

地味だが実用的なAjaxメールクライアント

最近リリースされるネット上のサービスでは、Ajax的な作りのものが増えてきた。それらはJavaScriptで書かれていることは共通だが、非同期かどうか、この際まあ細かいことゆーなよと、あまりこだわっている人もいないようだ。確かにブラウザだけで、対話的に直感的な連続操作ができれば、それはもうなかなか結構なユーザ・エクスペリエンスとなる、それは事実だ。
 
今記事を書いているSeeSaaのリッチエディタもそう、ココログのエディタのレイアウト指定もそう、サイドバーの要素をずるずるっとドラッグして配列するやつだ。それぞれ、ユーザの操作を(ブラウザが)リアルタイムで見張っていて、検出されたイベントに対応するJavaScriptのコードを起動する方法。ここにActiveXとか使っちゃうと、そこらのスパイウェアと一緒に拒絶されたりするが、JavaScriptまで禁止しているユーザは多くもない。Flashという選択肢もあるが、あまり遭遇しないのは不勉強なだけか。フォームをはじめて取り込んだFlash MX 2004 Professionalの登場あたりで、一度リッチクライアントが盛り上がったが、その後それほど頻繁に見かけた記憶がないのが不思議だ。
 
さて、そのAjaxのアプリとして@NiftyがWebメールの新版βを提供とのことで、早速ためしに使ってみた。もたつき感の無い操作感は、よくできていると感じる。返信メール作成で新しいブラウザウィンドウがスパッとポップアップしたときにはちょっとビックリしたが、まあ、こういう作り方が一番実用的なんでしょう。あえて同じ画面内で遷移させるメリットもない。メールのドラッグの際にアイコンが全然関係のない場所でも離散的に動いてゆく仕様は、ちょっとシラケるかも。アイコンはマウスに連動させて、今ボタンリリースするとドロップされる箇所にマーカーをつけるような方法のほうが操作感はいいんじゃないかと。まあ、まだβ版だ、どんどんよくなるどこぞの太鼓。
 
非同期性はどこに実装されているか。受信についてはあるインターバルで新着メールをチェックしに行っている。これはHTMLのMETAタグでrefreshを使う方法でも同じことはできるかもしれないが、あまり上品な方法じゃない。メールのフォルダをクリックすると、その内容をサーバに聞きにゆく。本当は、フォルダをマウスオーバーした瞬間に最新の数件のメールをゲットして表示してしまえば、本当にAjax風なんだが、誰もそこまでは望んでなかろう。それをやると、重くなるわ、通信量は爆発的に増えるわで、いいことは無いんだろう。
 
結構地味な部類に属するAjaxアプリ、そしてすこぶる実用的。
posted by btrek at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0系ソフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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